【Xserver VPS】徹底解説!Rustマルチサーバーの立て方を紹介!【初心者向け】

Rustサーバーを立てたいけれど、「パソコン性能が悪い」「サーバー知識がない」など色々な問題で立てられない方がいらっしゃると思います。

今回はそんな方のために、レンタルサーバー「Xserver VPS」を使って、Rustサーバーの立て方を誰でも分かりやすく紹介していきます!
この記事では、「Xserver VPS」でRustのマルチプレイサーバーの立て方を分かりやすく紹介していきます。
Xserver VPSは誰でも簡単にRustサーバーを立てられるようにテンプレートが用意されていて、初心者の方でもこの記事の手順をマネするだけで、今すぐサーバーを立てることができます。
この記事を書いた人

揚げたてのポテト
- 20代ブロガー
- ゲームサーバー運用歴10年以上
- 見やすく、分かりやすくを心掛けて書いています。
Rustとは
既にRustをプレイしていて当記事に来られた方が大半だと思いますが、念のため「Rust」について簡単に紹介したいと思います。

Rustは、自給自足で素材を集め、食料や建築を作り、生活していく自由度の高いオープンワールドサバイバル+MMO+FPS要素があります。特徴はサーバーに複数のプレイヤーが参加しており、互いに協力したり、戦闘をしながら生き延びます。もちろんソロで活動することも可能です。
Rustは2018年にリリースされたゲームですが、以前ストリーマー界隈(スト鯖)で注目されたゲームとなっていて、ワイワイと楽しんでいる様子から視聴者も感化されて一時期、Steamの売上No.1になるほどの注目度でした。

ストリーマー界隈で遊んでいるサーバーは、ストリーマー専用サーバーです。こちらもレンタルサーバーを借りて運営が行われています。
サーバーとは
さて、Rustでマルチプレイをするためには一緒に遊ぶ場所(サーバー)を用意する必要があります。


自分だけのサーバーを用意するので、好きなように遊べるのでとても楽しめますね。
サーバー種類
ご存知かと思いますがRustにはシングルプレイがなく、全てマルチプレイで遊びます。
遊びたいサーバーを選択する必要があるのですが、Rustでは3種類に分かれています。
- 公式サーバー
-
その名の通り、Rust運営が提供している公式サーバーです。
誰でも参加できることから、かなり人口が多く上級者が多いイメージです。
そのため初心者には難しいサーバーとなっています。
- MODサーバー
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公式サーバーと違い、ユーザーが独自のRustサーバーを立てる必要があります。
MODという拡張機能を使用できるため、建築や乗り物の練習として存在することが多いです。
- コミュニティサーバー
-
公式サーバーと違い、ユーザーが独自のRustサーバーを立てる必要があります。
ユーザーが管理するサーバーなので独自ルールがある場合があります。良さげなサーバーがあれば初心者の方でも遊びやすいかと思います。
同じパソコン内でRustクライアントとサーバーを立てるなら、ある程度のパソコンスペック(性能)が必要になります。
最大プレイヤー5~10人を想定したスペック
パーツ 最低スペック 推奨スペック CPU 2Coreまたは3Core以上 2Coreまたは3Core以上 メモリ 4GB以上 8GB以上 容量 32GB以上(SSD推奨) 32GB以上(SSD推奨) ネットワーク 100Mbps以上 1Gbps以上 スペック対応表
このようにRustでは、3種類のサーバーがありますが、この中でユーザーが立てられるのは「MODサーバー」と「コミュニティサーバー」の2つです。
個人的におすすめするのは、Rustサーバー初心者の方はまずコミュニティサーバーを立てて、サーバー管理に慣れてきたらMODサーバーを立てるようにすれば良いでしょう。
そもそもパソコンで一からサーバー構築をするには、多少のパソコン知識が必要なので、初心者の方にはパソコンでRustサーバーを立てるのは難しいと思っています。

そこで、筆者がおすすめしたいのはレンタルサーバーである「Xserver VPS」でRustサーバーを立てましょう!
Xserver VPSでRustサーバーを立てるメリットは、すぐにRustサーバーで遊べる状態までサーバーを自動構築してくれるので、スペック不足問題やパソコン知識は必要なく使えるので初心者の方にとても親切です!
今回紹介する「Xserver VPS」について徹底解説しています!
Xserver VPSについて何も知らないよ!という方は以前、Xserver VPSについて詳しく紹介しているので以下の記事をご覧ください。

Xserverアカウントを作成する
それでは早速、Xserver VPSでRustサーバーを立てたいところですが、Xserver VPSを利用するには、まずXserverアカウントの作成が必要です。
既にXserverアカウントをお持ちの方はXserver VPSの公式サイトから「ログイン」して、次のステップをご覧ください。
アカウント登録は必須項目に必要な情報を入力していきます。
メールアドレスとパスワードはXserver VPSにログインする際に必ず使用するので忘れずにメモで残しましょう。

アカウント情報に入力できたら「利用規約と個人情報の取り扱いについて」をご覧になった上で、「チェック」を付けて、「次に進む」をクリックします。

登録したメールアドレスにXserverアカウントよりメールが届いています。
メールを開き、記載されている「認証コード」の数字6桁をお申込みフォームの「確認コード」に入力します。

メールに記載された「認証コード」の数字6桁をを入力してください。
入力できたら「次に進む」をクリックします。

先程入力したアカウント登録情報が表示されます。
内容を確認して間違いがないようなら一番下の「SMS・電話認証へ進む」をクリックしてください。

次に本人確認を行うために、電話番号を入力してSMS認証または電話認証を行う必要があります。

電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは音声通話(電話認証)をクリックします。
入力できたら「認証コードを取得する」をクリックしてください。
認証方法 | 説明 |
---|---|
SMS認証【おすすめ】 | スマホ等に認証コードのメッセージが届き入力するだけ |
音声通話認証(電話認証) | 電話に出る必要があり、認証コードが分かるまで時間が掛かる |
スマホ等のメッセージに「認証コード」が届くので、申し込みフォームに認証コードを入力して「認証してサーバー申し込みに進む」をクリックしてください。


これでXserver VPSのアカウント作成は完了です!
Xserver VPSでRustサーバーを立てよう
Xserver VPSのアカウント作成後、もしくはログインするとサーバーのお申し込みページに移動します。
ここからRustサーバーの性能(スペック)となるサーバープランを選んでいきます。

VPSではなく「ゲームサーバーのお申し込み」を選択してください。
VPSを選んでしまうとRustサーバーを立てられないのでご注意ください。
当記事ではRustサーバーを立てるのに最低でメモリ4GB、快適に遊ぶならメモリ8GB以上を推奨しています。
2~4人程度の人数であれば4GBプランでも動作することを確認できましたが、若干カクつきが感じられました。

大人数は最低でも8GBプラン、お金に余裕があれば16GBプランは欲しいと思いました。
サーバーの契約期間を「1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月」から選択します。
12ヶ月以上まとめて購入すると、1ヶ月あたりの料金が安くなる、割引キャンペーンが適用されるのでおトクに使うこともできます。
割引キャンペーン 6月15日(木)まで | 4GBプラン | 8GBプラン | 16GBプラン |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 2,200円/月 割引なし | 4,400円/月 割引なし | 9,750円/月 割引なし |
12ヶ月 | 1,620円/月 | 3,239円/月 | 7,019円/月 |
24ヶ月 | 1,487円/月 | 2,889円/月 | 6,375円/月 |
36ヶ月 | 1,359円/月 | 2,560円/月 | 5,759円/月 |
例:4GBプラン(月額料金2,200円)
12ヶ月適用した場合
12ヶ月適用しない場合
- 月の途中から契約すると料金はどうなるの?
-
月の途中から契約した場合は、日割り計算に当てはまります。詳しくはこちらをご覧ください。
例えば、2022年12月20日に契約すると、2022年12月20日~12月31日の日割り計算+2023年1月1日~1月31日の月額料金で請求されます。

サーバープランを選択できたら次はイメージタイプ「Rust」を選択してください。
次にrootパスワードの設定になります。
rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になるので入力したrootパスワードは必ずメモしましょう。
半角英字、半角数字、半角記号から2種類以上を含んだ9文字以上70文字以内で入力する。
上記の入力が完了したら、Xserver VPS利用規約をご覧になった上で「Xserver VPS利用規約に同意する」にチェックを付け、「お申し込み内容を確認する」をクリックします。
その後、お申し込み内容を確認し、問題なければ「お支払いへ進む」をクリックしてください。

次に支払い方法を選択していきます。
Xserver VPSでは、「クレジットカード」または「コンビニ払い/銀行払い」に対応しています。
どちらか支払方法を選択したら「決済画面へ進む」をクリックします。


クレジットカードなら自動更新の設定ができるので払い忘れがなくおすすめです。
クレジットカードを選択した方は、カード情報を入力して「確認画面へ進む」をクリックします。

最後に「支払いをする」をクリックして支払いを完了します。

以下の画面が表示されたら料金の支払い完了です。そして「トップに戻る」をクリックします。

支払い完了後、Rustサーバーの自動構築が開始されます。(大体5分程度で構築が完了する)
トップ画面に戻ったら「VPS管理」を選択します。

こちらはVPSパネルというサーバー管理画面です。
右上に「稼働中」となっていたらRustサーバーの立ち上げが完了しました!


お疲れ様でした。
これでRustサーバーで遊べる状態になっています!

テンプレート機能とても便利ですよね!
それでは、Rustサーバーに接続してみましょう!
Rustサーバーに接続しよう
早速、Rustサーバーに接続したいところですが、初回に限りやることが1つあります。
現時点では安全の為にサーバーのポート番号が全て閉鎖されています。
Rustサーバーに接続する前に接続許可ポートを開放する必要があります。(初回のみ)
接続許可ポートを開放する
Xserver VPSのVPSパネル(管理画面)の左側から「接続許可ポート設定」をクリックします。

全て許可の「ONにする」に選択し、「接続許可ポートを設定する」をクリックします。

少し待つと接続許可ポートの設定が完了します。


これでポート開放は完了です!
Rustサーバーに接続する
それでは、契約したRustサーバーに接続するために、専用のIPアドレスを確認する必要があります。
このIPアドレスがないとRustサーバーに接続することができないのでご注意ください。
IPアドレスはVPSパネルの右上「IPアドレス:123.456.78.9」から確認できます。

次に、Steamを起動してください。
Steam左上の「表示」を選択し、表示された項目の中に「サーバー」があるのでクリックして開きます。

ウィンドウが開くと思うので「お気に入り」を選択し、右下の「サーバーを追加」を選択します。

先ほど、コンソールで確認した「IPアドレス:29015」を赤枠の中に入力してください。
その後、「このアドレスをお気に入りに追加」を選択します。

アドレスをお気に入り追加するとRustサーバーが表示されます。Rustサーバーを選択した状態で、右下の「接続」を選択してください。

- SteamにRustサーバーが表示されない
-
たまにSteamに表示されない場合がありますがRustサーバーが完全に起動していないためです。少し時間を置いて「更新」すると表示されます。
- 「ゲームサーバー上でプレイできません」と表示される
-
接続を選択した時に「ゲームサーバー上でプレイできません」と表示された場合は「更新」してから、再度「接続」を選択するとできるようになります。
自動的にRustが起動され、Rustサーバーに接続を開始します。(初回接続は読み込みに時間が掛かります)

読み込みが完了し、ゲーム画面が切り替わればRustサーバーに接続完了になります!


お疲れ様でした。
これでXserver VPSでRustサーバーの立て方は以上になります。
他の参加者にもサーバーのIPアドレスとポート番号を教えて、Steamのサーバー追加方法を教えてあげると同じようにサーバーに接続ができ、一緒に遊ぶことができるようになります。
ゲーム設定について
Rustサーバーのゲーム設定方法は以下のXserver VPSのサポートサイトで説明されているのでご参考ください。
よくある質問
- Rustサーバーをバージョンアップするにはどうすればいい?
-
Xserver VPSのVPSパネルより「再起動」を行うと自動的にアップデートされます。
アップデート容量にもよりますが再起動に30分程度かかる場合があります。
- ブループリントやワイプデータを削除するにはどうすればいい?
-
Xserver VPS公式サイトで紹介されている「コチラ」であれば、削除可能とのことです。
- MODサーバーを立てるにはどうすればいいですか?
-
Oxide(オキサイド)という前提プラグインをコミュニティサーバーに導入すればMODサーバーになります。
あとは使いたいプラグインを個別に導入すれば機能します。
- Rustサーバーにパスワードを付けて、他のプレイヤーを参加できなくするには?
-
通常のRustサーバーではパスワードの設定ができません。
コミュニティサーバーを上記のMODサーバーにした後に、Authenticationプラグインを導入するとパスワードなどの設定ができるようになります。
まとめ
Xserver VPSで立てたRustサーバーはいかがだったでしょうか?
テンプレート機能を使うと、難しい操作が一切なく簡単にRustサーバーを立てられたと思います。
今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方も、Xserver VPSなら比較的安く使えるので、とりあえず1ヶ月間で使ってみるのも良いと思います。
たくさんのお友達や仲間と一緒にRustを楽しんでください!

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも「揚げポテGameSV」をよろしくお願いします!