【GTA5】FiveMサーバーのMOD導入方法を紹介します!【QBCore】

FiveMサーバーにMODやスクリプトを導入したいけれどよく分からない…。と困っている方いませんか?

今回は、できるだけ分かりやすく、MODの導入方法を解説したいと思います!
この記事を見れば、FiveMサーバーのMODやスクリプトについての最低限の知識を身につけることができ、導入の手順が分かるようになります。
初めての方でも分かりやすく画像付きで解説していきます。
この記事を書いた人

揚げたてのポテト
- 20代ブロガー
- ゲームサーバー運用歴10年以上
- 見やすく、分かりやすくを心掛けて書いています。
当記事は、以下の記事をベースにして話を進めていきますが、基本的にどのサーバーでも同じ手順でMOD導入ができるよう書いているのでご参考ください。

MODやスクリプトとは
MODやスクリプトとは、具体的にどのような物なのか説明したいと思います。
明確にはされていませんが、スクリプトの土台となるフレームワークのことを「前提MOD(ベースMOD)」といい、FiveMに導入する追加要素を「スクリプト(プラグイン)」と呼ぶことが多いです。
そのため、FiveMサーバーではMODサーバーとも呼ばれることがあります。

フレームワークには、主に「QBCore」と「ESX」などがあります。
FiveMサーバーにスクリプトを導入するには、基本的にフレームワークが導入されている必要があります。
というのも…スクリプトは、フレームワークをベースにして開発されている事が多く、どちらかのフレームワークに対応していないとスクリプトが正常に動作しません。
例えば、QBCoreを導入しているのに、ESX対応のスクリプトを導入しても上手く動かない事があります。なので、対応したフレームワークのスクリプトを使用する必要があります。

人によって呼び方はバラバラなので、基本的にどれも同じものだと捉えてもらえれば良いと思います。
QBCoreとESXの違いについて
何となく、フレームワークとスクリプトの関係性が分かったところで、フレームワークの「QBCore」と「ESX」の違いについても触れていきたいと思います。
どちらのフレームワークにも共通しているのは、導入するだけでキャラ作成やロールプレイ(RP)、ジョブ、経済などのシステムが組み込まれています。
どちらも優秀なフレームワークですので、QBCoreまたはESXを導入するかは、サーバー管理者の好みで良いと思います。

日本サーバーはQBCoreの導入が多い印象です。
また、VCRGTAでもQBCoreが採用されていましたね。
QBCoreやESXの導入方法は、以前、別記事で紹介しているのでご覧ください。txAdminのセットアップからフレームワークを選択できるようになっています。


FTPソフトを準備しよう
今まではPowerShellを使って、VPSに接続しましたがPowerShellだとフォルダ等のダウンロードやアップロードができません。(できるけどややこしい)
そのため、当記事では「FTPソフト」と呼ばれるパソコンとVPS同士のファイルやフォルダ等を繋げるソフトを使って、FiveMサーバーに必要なフォルダ等をVPSにアップロードする方法が簡単なのでおすすめです。
ファイル共有(転送)をする際に対象ファイルを暗号化させて送るので、転送中にファイルの中身が読み取られる心配はなく安全に使えます。
WinSCP(Win対応)またはCyberduck(Win・Mac対応)をパソコンにインストールしてください。

当記事では「WinSCP」を例に進めていきます。
FTPソフトからVPSに接続する
FTPソフトからVPSに接続する手順を説明していきます。
FTPソフトを起動して、左上の「新しいセッション」を選択します。

VPSに接続するために接続情報を入力していきます。

ホスト名 | VPSのIPアドレス |
ポート番号 | 22 |
ユーザ名 | root |
パスワード | rootパスワード(契約時に設定したもの) |
必要な情報が入力できたら、「保存」しておくと2回目以降のログイン時に省略することができます。
保存が完了したら「ログイン」を選択して次に進みます。
このような警告メッセージが表示されたら、そのまま「はい」を選択して問題ありません。

以下の画面に切り替われば、VPSに接続完了しました。
真ん中から左側はご自身のパソコンのフォルダデータで、右側はVPSのフォルダデータになります。
ちなみにfivem_server
はFiveMサーバーのデータフォルダが入っています。


FTPソフトの準備はこれで完了です。
これからスクリプトの導入方法について説明していきます。
スクリプトの導入方法
MODやフレームワーク等について理解できた所で、早速スクリプトの導入方法に移りたいと思います。
スクリプトは、有志の方が開発しており、無料や有料のスクリプトがあります。無料スクリプトでもクオリティが高いのもありますが、機能が豊富なのは有料スクリプトに多いです。
様々なスクリプト配布サイトがあります。
ぜひ、お好みのスクリプトを見つけてダウンロードしましょう!
サイト名 | 対応 | 説明 |
---|---|---|
Cfxフォーラム | QBCore ESX | Cfxの公式フォーラムが提供している配布サイトです。無料と有料スクリプトどちらもありますが、他サイトに比べ無料スクリプトが多い印象です。 |
FiveM Mods | QBCore ESX | FiveM最大の有料スクリプトの配布サイトです。基本有料ですが、無料のスクリプトもわずかにあります。 |
OKOK Scripts | QBCore ESX | 有料スクリプトの配布サイトでとても高品質のスクリプトを提供しています。 VCRGTAやストグラでも一部のスクリプトが導入されています。 |
Quasar Store | QBCore ESX | 有料スクリプトの配布サイトでとても高品質のスクリプトを提供しています。 VCRGTAやストグラでも一部のスクリプトが導入されています。 |

同じ機能があるスクリプトは基本的に導入しないようにしましょう。スクリプト同士で競合が起こり、不具合が発生する可能性があります。
FiveMのスクリプトでは、このように購入詐欺が少なからずあります。先ほど紹介した「Cfxフォーラム」と「FiveM Mods」は誰でも投稿できる配布サイトなので、必ずしも安全とは言えません。
そのため、配布サイトでは見極めが大事で、購入する前に、評価数とレビューコメントに注目してください。
基本的に評価が低い所とレビューコメントに「ダウンロードできません!」のような不安要素コメントを見つけた場合は止めた方が無難です。

無料/有料でも評価数が多く、レビューコメントに不安要素がなければ、個人的にほぼほぼ安全だと判断しています!
ストリーマー招待制サーバーの「STGR」スクリプト一覧(非公式)
ストリーマー招待制サーバーの「STGR」(通称:ストグラ)で使用されているスクリプト一覧を作成しました。
当サイト独自で、一から調べ上げた一覧になっているので、必ずしもリソース名とURLが一致していると限りません。利用する際はよくご確認の上、自己責任でご活用ください。


STGR様のご迷惑にならないようご活用ください。
スクリプトのダウンロード
今回は、有料スクリプト「okokBillingV2」をダウンロードして、FiveMサーバーに導入する手順を紹介していきます。
他のスクリプトでも導入方法は同じなので参考にしてください。
okokBillingV2のダウンロード方法はこちら
okokBillingV2のページを開き、「ADD TO BASKET」をクリックします。(ESXではなくQBになっている事を確認する)

次にCfxアカウントでログインするために「LOGIN WITH FIVEM」をクリックします。

Cfxアカウント情報を入力し、「Log in」をクリックします。

CfxアカウントとTebexを連携するために「CONTINUE」をクリックします。

Discordとこのサイトを連携するために「LOGIN WITH DISCORD」をクリックします。
連携したくない場合は、そのまま「CONTINUE」へ進んでください。

Discordと連携できたら「CONTINUE」をクリックして、次に進みます。

購入するスクリプトを確認したら「PROCEED TO CHECKOUT」をクリックします。

ここでは名前とメールアドレス、国名を入力する必要があります。入力できたら必要な項目にチェックを入れ、「CONTINUE TO PAYMENT」をクリックしましょう。

お支払い方法を選択し、決済情報を入力しましょう。入力できたら「COMPLETE ORDER」をクリックします。

この画面が表示されたら購入完了です!

購入すると登録したメールアドレスにTebexからメールが届きます。
「Open Cfx.re Asset Manager」をクリックすると、Cfxのアセット一覧に移動します。

購入したスクリプトを探して、「Download」をクリックするとダウンロードできます。

スクリプトをダウンロードできたらこのような圧縮フォルダになっているので、解凍(展開)しましょう。

スクリプトの導入
スクリプトの用意ができたら、VPSに接続したFTPソフトを使ってスクリプトを導入していきます。
スクリプトの導入自体はとても簡単なのですぐにできると思います。
fivem_server
→txData
→QBCore
→resources
の順にフォルダを開きます。

resources
が開けたらスクリプトを導入する準備が完了です。

スクリプトフォルダをそのままドラッグ&ドロップでresource
に導入しましょう。
これだけでOKです。

圧縮フォルダを解凍したフォルダを導入する方がいますが場合によっては正しくありません。
今回でいうと、okokBilling.pack
の中にもう一つokokBilling
というフォルダがありました。
設定ファイル等がある「外側のフォルダ」(okokBilling
)を導入するようにしましょう。

FiveMサーバーにスクリプトを導入したことを認識させる必要があります。
txAdminの「CFG Editor」をクリックするとFiveMサーバーのserver.cfg
が開きます。
ここで、下の方にスクロールすると「#QBCore & Extra stuff」があるので、その下にスクリプト名(フォルダ名)を記述してください。
# Add Script
ensure スクリプトフォルダ名
ensure スクリプトフォルダ名 #2個目以降のスクリプトはこのように記述する
ensure スクリプトフォルダ名
スクリプトを記述できたら「Save File」をクリックして保存します。


#Add Scirptは記述しなくても問題ありません。
個人的に追加スクリプトを分かりやすくしたいので記述しています。
基本的にこれでスクリプトの導入は完了したので、FiveMサーバーを再起動することで反映させます。
あとはFiveMサーバーに接続して反映しているか確認するだけです。

本来であれば、上記のSTEP4でスクリプトが反映するようになっていますが、一部スクリプトに限り、追加設定が必要な場合があります。
今回、「okokBillingV2」を選んだ理由は、データベースの設定を行う必要があるので例にしました。

もし、データベース設定が必要なスクリプトでしたら、参考にしてもらえればと思います。
okokBillingV2は以下にデータベース設定が書かれています。これをもとに設定していきます。
VPSに接続したPowerShellを開いて、以下のコマンドを実行します。
mysql
show databases;
現在のデータベース一覧が表示されます。
編集するデータベースを選択するので、以下のコマンドを実行します。
use データベース名

その後、以下のデータベースを実行してください。
CREATE TABLE `okokbilling` (
`id` int NOT NULL AUTO_INCREMENT,
`ref_id` varchar(10) NOT NULL,
`receiver_identifier` varchar(255) NOT NULL,
`receiver_name` varchar(255) NOT NULL,
`author_identifier` varchar(255) NOT NULL,
`author_name` varchar(255) NOT NULL,
`society` varchar(255) NOT NULL,
`society_name` varchar(255) NOT NULL,
`item` varchar(255) NOT NULL,
`invoice_value` int NOT NULL,
`fees_amount` int NOT NULL,
`status` varchar(50) NOT NULL,
`notes` LONGTEXT DEFAULT ' ',
`sent_date` varchar(255) NOT NULL,
`limit_pay_date` varchar(255) NOT NULL,
`paid_date` varchar(255) DEFAULT NULL,
PRIMARY KEY (`id`)
);
「Query OK」となったら、exit
コマンドでデータベースから退出して完了です。

okokBillingV2のBilling Menuは、F7キーで開くことができます。
これで正常に導入されていることを確認しました。


お疲れ様でした。これでスクリプト導入完了しました。
筆者は全てのスクリプトを把握しているわけではありません。
そのため、スクリプトの追加設定に関して、問い合わせいただいても回答できない可能性があります。
自力で頑張って頂く必要があります…!(ファイト)
まとめ
FiveMサーバーのMOD(スクリプト)導入はいかがだったでしょうか?
今まで、MODやスクリプト、フレームワークの位置付けがイマイチ理解できてなかった方は、今回の記事を通して多少学びになったかと思います。
意外とスクリプトを導入する時に大切な基礎知識だったりするので、この機会に覚えておきましょう!

スクリプトの導入自体は簡単だったと思います。難しいのは日本語化や設定だったりしますね笑

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも「揚げポテGameSV」をよろしくお願いします!
winspcでFTPソフトを起動して、左上の「新しいセッション」を選択します。IPアドレスを入力したときにサーバーからのアクセス拒否とでます。
またfivemserverファイルにrsrcフォルダーとありますがResourceファイルとは違うのでしょうか、rsrcにはtx.dataがないのでresourceファイルの保存方法を教えていただきたいです。
分かりやすい解説ありがとうございます。おかげ様でFiveMサーバーを立てることができ、記事の通りに行いokokBillingのMODも導入することができました。
次に別のmod(具体的にはcfx-gabzのMAPmod)を導入しようとし、記事の通りやってみたのですが、resourcesに反映され(restartとstopのタブがtxAdminで表示されている)ているにもかかわらず、それがサーバー内で置き換わらず建物に反映されません。何かお心当たりがあれば御教授よろしくお願いいたします。
お世話になっております。
wasabiの有料scriptを導入したいのですが、前提条件のox_lib と oxmysqlをインストールしたいのですが、どこのディレクトリにインストールすれば良いのかがわかりません。御手数ですがこのふたつはどこのディレクトリにインストールすべきツールなのでしょうか、、
OKOKビルディングの起動方法を教えてください
MAPはどうやって追加しますか?